不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

ねこもみ

 いまこれを書いているすぐそばで、カミさんが虎猫を揉んでいる、マッサージみたいに全身を揉みしだいている。ニャーニャー言って嫌がっているのかと思ったら気持ちいいらしい、最初は冗談半分でグニグニ揉んでみたらどうやら気に入られてしまい、今では寝る前くらいの時間帯になると揉むようにせがむようになった。やり始めた以上は揉み続けなければならない、猫を揉む夜、猫を揉む人生。虎猫は誰でもいいようで俺が揉んでも気持ちよさげで、黒猫も大丈夫で、しかし白猫は俺が揉むどころか触るのも嫌がる、シャーッと言う。嫌われているようでいて、カミさんが不在の時は近寄ってくるし腹に乗る事もある、よくわからない。わからないのが猫だ、人間如きにわかってたまるか、という顔をして生きている。