最近、「文学が、特に日本の小説が読みたい」という欲求があって、本棚からあれやこれや出したり図書館で借りたりしているのだが(文学以外の本もそれなりに読んでいるけど)、その時に「これは文学、これは違う」と無意識に線引きをしている事に気づいて、自分の線引きはどこでしているのか、どんな意味があるのか、文学って何なんだ、と本棚を見たら坪内祐三『文学を探せ』が目に入り、Metooの話から浅田彰のアラーキー批判がネットに出回ったがそこで使われた「私小説」という言葉を坪内祐三が本書で論じていたなと思い出して再読、まだ文学は続く。
- 作者: 坪内祐三
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 単行本
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