不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派登山日記

 昼少し前に家を出て、駅前のマクドナルドでさくっと昼飯。いろいろ言われているマクドナルドだが、俺の場合、安い云々ではなく「マックで食べたい」と思った時にしか来ないので、食の安全には気を付けて欲しいが、何と言われようが食べたくなったら来るよ。ここのテリヤキほどジャンクなテリヤキはないので、たまに恋しくなる。
 新宿に出る。紀伊國屋を覗いてからバルト9へ行き、『エベレスト3D』を2Dで見る。どうも3Dは見づらくて、メガネ・オン・メガネが嫌なのもあって極力避けるようにしているのだが、「3D」と銘打っている作品を(邦題で勝手につけただけだが)2Dで見るのは、製作者に悪いなとほんの少しだけ思う。
 それはともあれ、作品を見ての教訓は「準備をしろ」「確認をしろ」「無理はするな」である。極端なカメラの引きと寄せで、雄大かつ冷酷な自然と人間の弱さとしぶとさ、開放感と閉塞感を表し、一歩一歩の重さや寒さがギュンギュン伝わってきて疲れるほど。これを4DXにしたらどうか。阿鼻叫喚になりそうだな。劇中にも出てきた「そこに山があるから」という有名な言葉は、登山家が「何故登るのか」と質問されまくるのでうんざりして適当に答えたもの、という逸話を聞いた事があるが、本作でもこの問いに対しての有効な答えはなく、強いて言えば帰るために登るように見えて、人間というのは因果な動物だなと思ったりもした。役者はみな熱演の中、登場から退場までこの人にしかできない人物になりきっていたジェイク・ギレンホールに乾杯。ところで、これは実際に山で撮影したのかな。だとすると、映画より撮影の方がより過酷だったはずで、撮影裏側ドキュメントが見たい。
 セガフレードでカフェラテを飲みながら読書。その後、某所でコンサート。トロンボーンのカルテットだそうで、知人に誘われた。トロンボーンって、多彩な音が出るものなんだなと感心しながらも、ぼわっとした柔らかな音が嫌いではないが好きでもなかったりするので、途中ちょっとうとうとしてしまったのは内緒。
 終了後、夕飯につけ麺を食べたのだが、なんというか、二郎系と言うんですかね、こういう野菜がこんもり載ったアブラやニンニクがたっぷり入ったやつ、を初めて食べまして、一口二口はいけるんだけど、だんだんしんどくなってきた。食べ終わった時には、なんかクラクラするほどで、たぶんもう行かない、いや行けないかな……。
 帰宅。牛乳を飲んで胃を休めてから入浴。日記書き。読書。寝る。