不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

連休派4126日記

 昼前に外出し、東京駅へ向かう。一旦外に出て、昼飯を喰ってから再度駅の中に入り、ホームへ。スーパービュー踊り子号に乗って一時間四十五分、向かう先は静岡県伊東市である。今日明日と、毎年恒例にしつつある「一年に一度は遠出と言えるような旅行をしようの会」なのだ。まぁ果たして東京⇔伊東が「遠出と言える」のかどうかは疑問だが、旅行は旅行である。
 何故、伊東か。実は目的は伊東ではなく、そこにあるホテル、そうハトヤホテルなのだ。では何故、ハトヤホテルなのか。長年あのCMは見ているのだが実際に行った事なく、読んでいるブログの方が(変な言い方だな)行ったそうで写真を見ると、よさそう。そういえば伊藤理佐がエッセイで褒めていたな……よし、行ってみるか、という流れである。本当は海底風呂があるサンハトヤに行きたかったが、はまるプランがなかったので今回は大元のハトヤホテルの宿泊となった。ちなみに昔からよくCMを見かけるが行った事がないのは長島スパーランドと富士サファリパークもだが、これらは特に行きたい気持ちにはならない。
 伊東駅に着いて、まだ時間が早かったので、駅からぶらぶら歩いて海岸へ向かう。オレンジビーチと名付けられた海岸だが謂れは知らない。オレンジなものはどこにもないし。泳ぐわけにはいかないが(泳いでいる人はいなかったし)、波間に足をつけてキャッキャとはしゃぐ。海は楽しいなぁ。もっと行くようにしたい。少しばかりボーッとしてから駅前に戻り、商店街や土産物屋の間を散歩。不動産屋があったので物件を見てみたら、うーん、安い。いや、東京が高すぎるんだろうなぁ。
 駅に戻って、ホテルのシャトルバスで現地へ向かう。ホテルまで歩いて行ける距離ではあったのだが高台の上にあると聞き、ひよってバスにしたわけだけど、これが正解。途中、かなりの急勾配の場所があってここを歩くのはちとしんどい。16時頃に到着。外は古いを通りこしてモダンである。チェックインして、部屋でのんびり。部屋もいわゆる旅館で、いい。これを求めていた。
 二部制の夕飯バイキングは早い時間を選んだ。開始直後に食堂に入ったが、もう結構な人。ざっと見ると親子連れ、それも三代にわたった団体が多い。バイキングはさすが海の近く、魚が多い。天ぷらが揚げたてでうまかったが、全体的には子供向けにだろうマイルドな味わいで、もう一歩といったところだった。まぁ、それでも喰いすぎたんだけど。キッズコーナーで綿菓子を作れたので、俺もやる。
 部屋に戻り、一休みしてから風呂へ。大浴場、久々に足を延ばしてたっぷりゆっくりと湯につかる。無意識に小声で歌っていた。出た後は、コーヒー牛乳を飲みながら旅館によくあるゲームセンターで子供に交じって数プレイ。部屋に戻ってからは、あとは何もせず、テレビをつけっぱなしで本を読んだり、ぼんやりしたり。風呂でふにゃふにゃになっていたので23時過ぎに就寝。