不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

僥倖

 最近は、もう避けられているのかなと思うほど俺につれない白猫が、今夜は珍しく甘えてきた。さらに何の気まぐれか、膝の上にまで乗ってきたのだから、無言でガッツポーズである。とはいえ、あまりうれしさなど感情を前面に出すと逃げそうなので、冷静なふりをしながら頭や背中を撫でた。いい毛並だ。ははぁ、これがいわゆるツンデレというやつだな。違う? なんにせよ、今夜はよく眠れそうだ。