不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

二〇一四年極私的良作映画十選

 見た順です。今年は心に残る作品が多くてなかなか決められず(今でも悩んでいる)、トーナメントのようにテーマや気分で組み合わせてあっちこっちという形で選んでいった。それでも最後の三本は悩みに悩んだが。書き出してみると後半に見た作品が多く、『ジャージー・ボーイズ』でそれまで作品の印象がちょっと飛んでしまった気がする。まぁそれはそれとして……。
 十作選んでおきながらあれこれ付け加えるのは無粋だとわかりながらも、あえて言い添えておくとしたら、『FRANK』とどちらにするか最後まで迷った『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』、旧作なので入れなかったけどベスト10入り級のイエジー・スコリモフスキ『ムーンライティング』、新たに心に刻んでおく監督名を知ったスティーンヴン・ナイト『ハミング・バード』の三本。
 最後に、この俳優はもういないのだと改めて淋しく思った事を残しておきます。