大雪である。13年振りだとか、20年に一度だとか言われるほどの雪である。気象庁曰く「無理な外出は避けてください」。こんな日は家で炬燵に入りながら読書といきたいものなのだが、そうはいかない。今日は学生時代からの悪友Iの結婚式である。出席するだけでなく受付と挨拶まで頼まれている。これは行かねばならん。本音を言えば「中止にならないのかな」と思ったのだが、そんな連絡はなく、交通機関の混乱を考え、かなり早めに出かける。
母校近くのホテルが会場。無事に到着。悪友どもがわらわらと集まってきて、式へと突入。室内から見れば、外は稀にあるかどうかの絶景といえるわけで、式はなかなかいい雰囲気である。披露宴はオーソドックスだが、きちんとしたもの。挨拶といってもテーブルスピーチなので簡単なものでいいからと、頭で話をまとめていたら、なんと司会者とのQ&A方式であった。これは予想外というか、聞いていなかった上に俺はトップバッターだったので、いささかテンパる。テンパるといっても、無難な答えを言うだけなのだが、しかし言い換えればそれはつまらん答えであって、ちょっとばかしガックリ。先に言ってくれれば、それなりに対応したのに。
と、個人的には残念な事もあったが、宴自体は無事に終わる。幸運と健康を。
雪がすごいし、そのまま解散……のつもりだったが、まさかの二次会へ突入。久方振りに会った友人に「行こうよ」と誘われれば、断るわけにもいかず、いつもの台湾料理屋で開始。なんだかんだと楽しんでしまって、20時過ぎまで。
相変わらず雪が降っているので心配していたが、今日は乗り物運が良かったようで、電車はすぐに来たし、乗換もスムーズに。地元駅に着けばバスにも乗れて、かなり早めに帰宅できた。道から玄関までの私道の積雪っぷりがとんでもない事になっていた。
すぐさま入浴。引き出物を開けたり、日記を書いたりしてから、寝室へ。
疲れた。寝る。
