午前6時前に終わるという優秀な進行で今月の作業を終え、家に帰り、朝風呂につかってから一眠り。14時近くまで寝てかなりスッキリ。遅い昼飯を食べに外に出て、ついでに散歩がでら吉祥寺まで電車で出た。駅で降りて、すぐに気付いた。携帯がない、と。直前までメールしていたのだから間違いなく電車の中にある。慌ててホームに戻るが電車は出発。三鷹行きなので、すぐさま駅員さんのところへ行き駅や、折り返してきた電車内を確認して――。
と、てんやわんやの果てに、結局iPhoneは見つからなかった。Softbankショップで検索してもらったところ、大まかな場所こそわかるが、はっきりはしない。少なくとも駅や交番が近い場所にないから、そこに届いている可能性は低い。電波をカットせずに、追跡をしようと思えばできるだろうが、うまくいくかどうかわからない。現在、固定電話は所持していないから携帯電話だけが連絡を取れる手段である。できるだけ早めに対応したい。
そういった諸々の事を、徹夜明けの頭のわりには冷静に考えられて、結果、機種変更をする事にした。二年契約は半年前に終わっているし、そのうちするつもりだったので、この際である。電話帳やら写真やらは、一週間前にバックアップをとっていたのでノー問題。買い物はamazonくらいしかしていなかったし、パスワードなどはそのたびにいちいち打ち込んでいたうえに、すでに打ち込まれているのは●表記なので問題はなかろう。
気がかりなのはiPhoneに入っている友人・知人の他人情報である。わざわざ電話帳から一つずつピックアップしていたずらする物好きはそうそういないだろうが、いる事はいる。迷惑がかかってしまったら、本当に申し訳ない。一応、駅や交番を尋ねて、まだ探すつもりではあるけれど。
そんなわけで、iPhone4からiPhone5へと機種変更及びバックアップからデータの引き継ぎは無事に終わった。何事もなかったかのように、むしろ機種が新しくなっただけに快適な使い心地である。であるが、やはり頭のどこかで落としたiPhoneの事を考えてしまうのだった。気をつけよう……。
