沙村広明『ベアゲルター』1巻(シリウスKC)を読んだ。『無限の住人』が完結したニュースで沙村広明の名前を久し振りに見た。『無限の住人』自体は、たしか3巻くらいで挫折したのだが(嫌いではないけど乗れなかった)、最終巻と同じタイミングで出た本書を手に取ってみた。帯に著者コメントで《自分の漫画史上最高に下品で享楽的な作品になる予定です》とあるのだが、全くその通りで、エログロバイオレンスで作り上げられていて、キャットファイトの迫力がすさまじい。連載されている『ネメシス』は、キャッチコピーが「プチおとなシリウス」らしいが、プチどころではないと思う。まだ一巻だけど期待大、である。勢いで買っていなかった『ハルシオン・ランチ』2巻と、短編集『おひっこし』を買ってしまった。
- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: コミック
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