不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派いい日日記

 始まった始まったと聞いてはいたが、本当に始まったようだ花粉症。目がかゆくて、鼻がつまる。俺はまだ軽い方だからいいが、重い人は春は憂鬱だろうな。二階から落ちてくる。
 昼前に出て、渋谷でTと合流してからヒューマントラストシネマ渋谷へ。コーエン兄弟最新作『シリアスマン』(正確に言うと「最新」ではないが)の初日に来たのだが、地味とはいえコーエン兄弟、初日は混んでいるだろうと二人ともビビっていたのだが、すんなりとチケット購入。それどころか「13時40分の回は空いてます?」と聞いたら、「あ、全然だいじょうぶですよ」と言われてしまった。
 昼飯はファーストキッチン。初めて行った。意外とうまいですね。
 上映時間になっても半分くらいしか席は埋まっていない。Twitterを見てみると、『英国王のスピーチ』に人が集中しているのかもしれない。アカデミー賞効果だろうか。あっちだって、ずいぶん地味な映画だと思うのだが。映画は、100%コーエン兄弟と言える作品で、とてもとてもとても(しつこい)いい映画だった。そりゃーヒットは間違ってもしないだろうけど、この作品が公開されないってのは不幸な話だよ。
 ロフトで万年筆のインクとシャーペンの芯を買う。仕事用だが、経費で買えばよかったかな。そのあと、マメヒコというカフェへ。そこそこ有名らしい。コーヒーもケーキもうまく、長いできそうな居心地いいカフェだった。本屋で漫画買って、散歩してから、桂花ラーメンでサクッと夕飯喰って解散。帰宅。
 家で、『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア/2009)見る。スポ根青春映画の定石通りだが、細部までキチッと描かれていて、たいそうドラマチックで胸がキュンとなったり熱くなったり。チームメイトや友人との些細なやりとりが丁寧かつイキイキしていて、見ていてニヤニヤしてしまう。女の子のための女の子の物語で、瑞々しく、すばらしい作品。音楽や演出のセンスも、ポップでナイス。
 風呂で『シリアスマン』の感想を考えるが、いまいちまとまらず。後日に。
 今日はいい天気で、いい映画見て(2本とも!)、うまいコーヒー飲んで、メシはまぁジャンクだけどうまくて、なかなかいい日だったな。

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

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