不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派就活日記

 起きて早々、電車に揺られて都内某所へ赴き、某講演会のお手伝い。といっても、物販の売り子をやるだけなので気が楽なのだが、どれくらい売れ残るのかで終わったあとの行動が変わるので、そこだけ心配だった。
 講演会のテーマは若者論で、一応若者と言える最後の段階にいると言えるので、何が聞けるやら楽しみにしていたのだが、議論の中身が終始、就職活動についてだったのが残念。確かに、現首相は「一に雇用、二に雇用」みたいな事を言っていて、新聞でもテレビでもネットでも問題視されている事ではある。ただ、氷河期ど真ん中で就職活動をした者としては、重要は重要だけど、それに捉えられるのもよくないと思う。「ワンチャンスを逃したらッ!」という言説も理解できるけれど、意外と世の中ワンチャンスじゃなくて、遠回りでも道はあるもんだ。それに就職がうまくいっても、やめたり転職する人も多い。そのあとの人生の方が長いんだから、就活だけで議論したところで、若者についてなんか論じる事はできないと思う(事実、できなかったし)。
 物販は終了までに見事に売り切れた。よか。売上金を抱えて、夕飯喰ってさっさと帰る。時間が早かったので、家でDVD鑑賞。『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(ベン・アフレック/2007)と『オールド・ボーイ』(パク・チャヌク/2003)。どちらも個別に感想を書きたい作品だった。二作連続、なかなか業の深いものを見てしまって、特に後者の情念はすさまじいものだった。疲れてしまったよ。
 風呂に入って、日記書いて、寝る。明日からの6日間は怒涛の修羅場期間だ。