赤塚不二夫が亡くなった。たしか、担当だった武居俊樹の『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』の文庫版あとがきで意識不明である事を知った。さすがに回復しないとは思っていたが、やはり淋しい。土曜に亡くなったのは、平日「笑っていいとも!」があるタモさんに気を使ったのかな。
ギャグは廃れるもの。確かに今読んでもおもしろいけど、赤塚漫画は多分これからそんなに読まれる作品じゃないと思う。
だけど、赤塚不二夫の名前は永遠に語り継がれるはずだ。語り継いじゃうだろ、あんなおもしろい人。
アル中になっても、がんになっても、酒も煙草もやめなかった。これでいいのだ、という事だろう。
だから、「これでいいのだ」。
合掌。
- 作者: 赤塚不二夫
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1994/06/01
- メディア: 文庫
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