本日もお笑い。我らの高田“笑”学校〜しょの30スペシャル〜第二夜 通常授業篇だ。玄人向けの笑いが続くぜ。
トップはハマカーン。初めて見る。一人が神田うのの弟らしいが、それはキャッチになるのだろうか。そもそも神田うのはキャッチなのか。彼女が芸能界でずっと生き残っているのは、ある意味すごい。ネタは悪くないけど、若干上滑り気味。間の取り方が悪いが、多分緊張していたんだろうな。ボケの切れがなかなか良い。
続いて松村邦洋。相変わらずグダグダで良い。何だかんだでモノマネのレベルは高いからおもしろい。途中、急激にだだ滑りしたが、ラストは盛り返す。いろんな人がオールナイトニッポンをやるというネタがおもしろ。中でも石破茂のオールナイトニッポンが秀逸。
「午前3時、イージス艦の皆さ〜ん、起きてますか〜？ 漁船の皆さ〜ん、避けてくださ〜い」
舞台ならではの真っ黒ネタ。
お次はサンドウィッチマン。前回の高田“笑”学校に出演した時は無名でネタも受けなかったそうだ。その2ヵ月後、M-1を制覇し、一躍時の人。ネタはテレビで見た事ある中ネタを繋ぎ合わせたもの。知っていても、かなり笑えた。このコンビ、頑張って欲しい。久し振りに応援したいコンビである。
中入り後に出てきたのは東京ボーイズ。本当は前田隣の予定だったが、脳梗塞になってしまったそうだ。だいぶ回復したが、さすがに舞台は無理なので、代打で。リーダーが亡くなったのは知らなかった。ノコギリネタを見られないのは淋しい。高田文夫が参加して、円熟した笑芸を披露。大笑い。
「雨が降ろうと、風が吹こうと“東京ボーイズ”ほがらかに〜」
トリはいつも通り浅草キッド。ネタは「ブログなどに書かないでください！」という内容。書けないねぇ、あれは。いつもよりまとまっていて、おもしろかった。
最後に大喜利・トーク。サンドイッチマンというのは、放送禁止用語らしい。だからサンド“ウィ”ッチマンと言っている（表記している）そうだ。変なの。
東京ボーイズ仲八郎の話。
「リーダーが亡くなった後も、舞台ではずっと真ん中にいるような気がしたし、酒を飲んでいる時も隣にいるような感じがしていた。でも、亡くなった三ヵ月後にリーダーの奥さんも亡くなったら、リーダーの気配がすっと消えちゃったんです」
そういうのって、あるよね。
笑った笑った、楽しかった。終演後は、一緒に行った人達と焼肉。10時過ぎの満腹焼肉は危険だ。
