忙しく徹夜作業中だけど、メイン作業が半ば俺の手からは離れつつあるので書くよ。
俺はラジオを聴くのだが、いろいろな局ではなく一つの局だけを聴いている。理由は、時計と合体しているラジオなので、いちいち周波数を合わせるのが面倒だから。で、その唯一がJ-WAVEなのである。理由は洋楽を流す事が多いから。そのJ-WAVEの中でも一番聴いているのが、朝起きるくらいから、家を出る間にやっているジョン・カビラの「Good Morning Tokyo」である。
7時、放送開始と同時に目覚まし機能でラジオもオン。毎朝、ジョン・カビラのテンションの高い声で起床する。サッカーの重要な試合があった時には、騒音と言っていいくらいうるさい。目覚まし代わりなのでいいっちゃいいんだけど。サッカー以外だったら努めて冷静だし、面白いし、コメントも気が利いている。何より声がいい。ここ4年間弱、毎朝聴いている。
そのジョン・カビラが、全てのレギュラー番組を辞め旅に出るのだという。旅て……。要は長い休暇なのだろう。で、この「Good Morning Tokyo」も今月いっぱいで辞めるそうだ。次の司会は別所哲也。
これを知った時、意外なほどショックを受ける俺がいた。何て言うのかね、何でもないようなことが幸せだったと思うというか、あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるというか。
いつもそこにあったものがなくなる淋しさを感じた。
たかがラジオ番組でも、毎朝聴き続けていれば、それは生活の一部であって、一部がなくなる（代わる）のは淋しい。カビラが言うには、あくまでも「休止」らしいので、帰ってくる可能性もあるようだ。前にも一度あったらしい。その時は一年という期限付きだったけど。戻ってきてくれると嬉しいし、そうじゃなくても、お疲れ様。毎朝毎朝大変だったろうな。残り数回しかないのに明朝聴けないけど。
それにしても、ラジオ番組のMC交代でショックを受けているんだから、タモリが「笑っていいとも！」を辞める時はどんだけの騒ぎになるのか。みのもんた、徹子、さんまなどもしかり。いるのが当たり前って凄い。
番組最後にジョン・カビラが言う挨拶が好きだ。当初はひと言だけだったんだけど、「9・11」からもうひと言、付け加えるようになった。とても気障なんだけど、ジョン・カビラには合っていると思う。それに、朝の番組の締めの挨拶としては、最高の挨拶だと思う。
俺はいつもその言葉を聴いて家を出る。
「GOOD DAY & PEACE.」
