不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

ぐるぐるぐるぐる

 「俺」という存在は単なる「オルタナティブ(代替品)」に過ぎないのであって、代わりは幾らでもいる。だが同時に、「俺」は「俺」であり、「俺」という人間は他にいない「特別」な存在でもある。そういう矛盾する二つの意識、感覚、思考が同じ重さを持って俺の心の中にあって、ずっとバランスを取り続けている。自分の意識がどこか別のところにあるような感覚。
 その事をここに記す事によって何か変わるんだろうか。変わらないのだろうか。どうしたいのか。どうなりたいのか。意識の原野はただっ広く、最果ても見えない。何となく方向を決めて歩くだけ。頭の中はぐるぐるしながら歩くだけ。何処かへ、辿り着けるか。
 こんな事を考えた夜。妄想でした。