不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

2015-01-26から1日間の記事一覧

最近読んだ日本の小説

吉村萬壱『臣女』(徳間書店)。不条理にしてリアリズム。身体が大きくなっていく妻とその夫。大きくなるのは現代社会における介護の意味もあれば、夫の罪悪感の表れでもある。こちらまで生活臭(もっと言うなら糞尿の匂い)が香ってきそうで、眉をひそめな…