橋本治『初夏の色』(新潮社)。「震災をどこかで経験した日本人」を描いた短篇集。橋本治は贔屓の作家なのもあるけど、震災を扱ったこういう小説を読みたかった。ただ、「こういう」とはどんなものかをうまく言えないのだが、冷たさと温かさ、遠くと近く、…
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