不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

2010-06-29から1日間の記事一覧

偶然の重なり合い

金井美恵子『タマや』を読んだ。金井美恵子の小説を読むと、いつも「何がどうなって、どうなったんだ」という、妙なモヤモヤした気持ちが残るのだが(腑に落ちない、欲求不満という意味でなく)、本書は珍しく男性が主人公なのもあってそのモヤモヤが濃かっ…