丸谷才一『蝶々は誰からの手紙』を適当に読み終えたのだが、おもしろくない。なんだか野暮ったいのだ。『いろんな色のインクで』はなかなかポップで楽しめたのだが。丸谷才一も歳を喰った、という事か。 書評とか本のエッセーはまだ楽しめたのだが、巻頭の対…
斎藤美奈子『本の本―書評集1994-2007』、分厚すぎ。弁当箱か、ちょっとした鈍器だ。こんなん一気に読む本ではない。ぱらぱらと、気が向いた場所から読んでいく。 斎藤美奈子は『物は言いよう』『それってどうなの主義』と時事コラム集を立て続けに出して、そ…
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