不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

二月一九日、夜明けのすべて

 午前中は自室でちまちまと仕事、休日だけど仕事は仕事。ささっと終わらせて外出、久しぶりに一蘭でラーメン。いつも外国人観光客を中心に混んでいるが月曜なら大丈夫だろうと思ったが、結構混んでいた。コメダ珈琲に移動し、ミルクコーヒーを一杯飲んでからその場で仕事をするカミさんと別れて、一人映画館へ。

 『夜明けのすべて』。「いい人しか出てこない」といった評を見かけたけれどそうではなくて、ここに出てくる人たちくらいのやさしさや気遣いがあれば、こんな世界ができるんだという願望であり、希望の作品だと思った。山添の先輩上司(渋川清彦)のささやかな涙がたまらない、あそこで泣きそうになった。個人的には『ケイコ 目を澄ませて』の方がいいけれど、映画としては本作でよりレベルアップしていて、三宅唱監督すごい。見ていて思い出したのは、ホアキン・フェニックスがオスカー受賞時のスピーチで引用した兄リバーの歌詞" “Run to the rescue with love and peace will follow.”"「愛をもって救済へ向かえ。そうすれば平和がその後を追うだろう」と、チバユウスケの愛とやさしさの詰まったあの曲(下記)。

 仕事がひと段落したカミさんと合流し、買い物をして帰宅。夜はAmazon prime videoで『ヴァチカンのエクソシスト』を見る、『探偵物語』以来のベスパに乗ってみたいと思わせる作品。今日は日中は暖かいのに日がかげるとヒヤッとし、そのうえ低気圧で心身ともにだるい一日だったが、明日は日中は二十度以上、夜はグッと下がるとさらに疲れそうな天気だそうで、それだけでぐったりである。


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