不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

未来

 某企業の広告に《未来が見える世界をつくる。》というキャッチコピーがデカデカと書かれていて、それを見るたびに《未来が見えないと不安になるけど くっきり見えると怖くなる》という永遠の個人的オリンピックソングとして君臨している曲の一節が頭に流れながら、「未来は見えないものだし、見えなくてもいいのでないかな」と思う。ガキの頃から未来は絶対に何一つ自分の予想通りにはならないという、強固な信念を持っているので余計にそう思う。吉井和哉も”未来はみないで“と歌っていた。「ボートを漕ぐようにしか未来へ入れない、目に入るのは過去の風景ばかり」といったポール・ヴァレリーの評伝が出たが*1、値段が高すぎてとても買えない、いつか図書館で借りよう。とりとめのない日記になってしまった。