不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

折れたまま

 カミさんは回復しつつあり、長引くかと思っていた入院はそれほどにはならなさそう。だがまだ不調なところがあり、そこが全快するにはいささか時間がかかるかもしれない、しかし医者が言うには「時間がかかっても、絶対に治ります」との事だったので、安心した。母のガンがかなり進行してしまった時、この看病はいつ終わるのだろう、終わって欲しい、終わる時は母が亡くなった時だ、という絶望の堂々巡りを毎日していて、これが一番しんどかった。あの暗い絶望は、いま思い出しても心が折れる、折れていく、折れたまま、いまの俺がいる。なんか最近暗い事ばかり書いている気がする、本人はそうでもないのだけれど。