ちゃっちゃと移動し、先日話題になったベルクでブランチを取り、11時40分からの映画まで紀伊國屋を覗こうと思っていたが、ふと時間を改めて確認したら11時10分上映だったので慌てて映画館へ。虫の知らせ。
作品は『スカイクレイパー』で、「skyscraper」は「摩天楼、超高層ビル」という意味だそうで俺は知らず、たぶんそれほど日本人に定着した言葉ではないはずだが、何故か邦題は原題をそのままカタカタにしたものである。これが通るならスコセッシの「Silence」は日本人でも響きを聞いて意味がわかるであろう『サイレンス』でよいはずだし、せめて『沈黙』にすべきだった、遠藤周作の『沈黙』が原作なのだし。それを『沈黙 -サイレンス-』にする意味が全くわからない。作品は240階立てビルの火災という荒唐無稽、大仰な内容なのに細部に気が利いていてスマートで、ロック様作品の中でも上位に入る娯楽作だった。人間、地に足つけて生きるべきである、生活的にも物理的にも。
病院へ行き、見舞い。薬が効いているらしく、ずいぶん回復していた。暇なので日記を書きたいというから、ペンとノートを持ってきた。どんな内容になるのやら。いま世間、というよりもネットで話題になっている事などを話す、まぁ知らなくてもいいのではないかとも思うが。
地元に戻り、早めに夕飯を喰って帰宅。アイスオレを飲みながら電話したり、本を読んだり。入浴。日記書き。読書。寝る。カミさん不在の休日のサイクルは何となくつかめたが、平日のサイクルはどうなるかな。
