不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

やっぱり紙が好き

 先日書いた通り、『風雲児たち』はiPadKindleで読んだ。実は初めての電子書籍購入及び読書体験であった。50冊近く買っても場所をとらない、画面がキレイ、拡大できる、1Pずつにも見開きにもできる、価格が安い(変動する)……なるほど、長所は多い。特に漫画は数が多く、かさばるから電子書籍だといいかもしれない。
 しかし使ってみて一番痛感したのは、「めっちゃ不便だな」という事だったりする。あの巻のあそこだけちょっと読みたいという時に、それができない。何気なく手を伸ばして、そこにあったものを掴んでおもむろに読みだす事ができない。あの巻のこの辺に記述があったよな、という感覚が働かない……。まぁ不便は言いすぎかもしれない。何事にもある長所・短所が電子書籍にもあるだけなのだが(言うまでもなく紙にもたくさんある)、思ったよりも使いづらいものだなと思ってしまったのは事実だ。
 今後もある程度活用するだろうが、何だろう、時代に逆行するような考えだし、他の電子書籍を読んでいる人の感想は知らないんだけど、これ、あんまし流行らないんじゃないかね。一回くらい、活字の本を、それこそじっくり読むような小説も挑戦してみようかな。読める気がしないが(最近、前言撤回するような事が多いけど)。