不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派新生武蔵野館日記

 昨夜、寝に入って少し経ってから咳で起きた。その咳が何やらひどくて、ずっと続く。こっちも半分寝ぼけているので、我が事ながら何が起きているか、そもそも夢なのか現実なのかわけわからず、ふらふらと対処。原因はようわからんが、とにかくトローチを舐めながら、ハッカ油を喉元に塗って、ようやく落ち着く。起きたら、少し咳が残っていたものの、もう大丈夫だった。なんだったのだろう。
 昼に新宿ピカデリージュリエッタ。一面に広がる赤の幕開けから、至る所で目を引く赤アカ朱。それを血の象徴と見るのは短絡的かな。奇を衒わず、ストレートな演出で、ジュリエッタという個人の一代記を覗く事で、少女、恋人、妻、母、そして一女性という性を見せる。スリリングさもあってよい。が、ちと物足りなさも。
 一休みしてからリニューアルオープンした新宿武蔵野館へ。木を基調とした内装になっていて、なかなかいい具合なんだけど、一方でまだ工事中なのかなと思うような雰囲気もあり。肝心のスクリーンは、まぁ大きさはそれほど変わらないんだけど、席に段差ができて、また前後も交互になっているあたりが嬉しい。自分のベストの席はあのへんかなと検討をつけながら、今回は一番後ろから。
 作品は『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』。大人でも子供でも、何者でもない大学生たちの乱痴気騒ぎが、不思議とギュッと青春の時間を凝縮させた時空間になり、アホ行動や適当な名言などで彩られた笑える三日間を見せてくれる。彼らの今後が気になってしまうぜ。まぁいわゆるリア充の光景だけどね。相変わらず最後にわかりやすいまとめの小話が出てくるんだけど、まぁ今回は青さと理屈で言葉にしちゃうのは有りかなとも思った。個人的には何にも情熱は捧げなかった大学生活だったので(それはそれで楽しかったんだけど)、ちと眩しく見えちゃったよ。
 帰宅。夕飯は鳥のみぞれ煮、キャベツとわかめサラダ、白米、味噌汁。食べ終わったころに「真田丸」が始まったので片づけは後回し。オープニングがないので予想はしていたけれど、「(城の名前は)真田丸!」からのOP映像ドーンという演出は、やっぱり燃えるものがありましたね。最終回でないのにこういうのをやるのがいい。
 筋トレ。入浴。日記書き。読書。寝る。今日は咳が出ないといいのだが。