女性の漫画家ばっか - 不発連合式バックドロップ

　吉田秋生『海街diary3／陽のあたる坂道』が出た。相変わらず丁寧で、繊細に描かれている。今回は他人との繋がりが多く、ゆっくりとした微妙な心の揺れが伝わってくる。ただ、若干文字が多い気がする。もうちょい少なくして、絵のみで表現できたらいいのに……と偉そう、かつ我がままな事を思った。

　宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』7巻が出てた。家族と他人との繋がり。ここ数巻はややシリアスな展開だったが、子供時代のほんわか空気のようになっていた。でも、中身は結構濃い。大吉とりんの関係が、なんか思ってたのと違う感じになってきている。どうなるやら。

　伊藤理佐『おんなの窓』3。2巻でパワーダウンした気がしたが、吉田戦車との結婚のせいか妊娠のせいか、パワーアップしてる。一応、これも家族の話、になるのだろうか。ニャコがいなくなって淋しいが、子供が産まれたら、さらにパワーアップしそう。