不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

秋冬の夜に合う

 堀江敏幸『未見坂』読了。連作短編集。一文一語にぞくぞくしながら読む。しかし堀江敏幸の長篇はぐっと来るのだが、短篇はイマイチ来ない。あと一歩深く、とどれも思う。俺が早く、浅く読んでいるせいだろうか。むしろ『波』の平松洋子の感想の方がぐっと来てしまった。あとで再読しよう。

未見坂

未見坂