川本三郎『東京暮らし』読了。「手に持った感じ」がいい本。あるブログで《ウィスキーをちびちびやりながら読みたい本》と書かれていた。読み始めて同じ気持ちになったが、如何せん酒が飲めないので、何もなしで。酒が飲めたら、もっと味わい深く読めたろうに。うっすーい酒なら何とかなったか。いや、飲めても本が読めんだろう。
読んでいると散歩したくなる。もっと歩かないとな。あと、アジフライかエビフライが喰いたくなった。「大衆食堂」がよく出てきたから……え、俺の中で大衆食堂のイメージってフライ物なの?
永井荷風の話もよく出てきた。外市で買った『荷風と東京』が積読しっ放しだ。せっかくなので繋げて読んでみるか。でも、『断腸亭日乗』を読んだのはえらい前で、情けない事に全然覚えていない。まずはそれからだな。
- 作者: 川本 三郎
- 出版社/メーカー: 潮出版社
- 発売日: 2008/02/18
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