不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派裏方日記

 予定より寝過ごして起きる。後輩と連絡を取りながら都内某所へ。今日は、会社主催の講演会なのだ。
 物販班なので、机を運び、物を並べ準備をする。昨年もやったのだが、打ち合わせは殆どしていなかったので混乱の極みであった。反省を生かし、今年は何回か打ち合わせはしたものの、打ち合わせ時には何も決定されない。結局、当日の会場であれこれやる羽目になる。やれやれ。上の連中は何もわかっていない……。
 客は年寄りが多く、開場の一時間も早く来やがった。しかも「まだ開かないのか」と文句を言う。残り少ないから生き急いでいるのだろうか。
 開演。上司の挨拶の後、舞台に上がる。部員紹介をするのだ。俺に対しての上司のコメント。
「一人暮らしです。大学を出た後、就職できず私が拾い、前の会社からスライドして今に至ります。猫と暮らしていて、女性よりも猫の方が好きです」
 なんていう紹介だよ。
 物販班は休み時間が本番、客に品物を売りつける。買え! 年金で買え! 残してもしょうがないんだから、金を使いきれ! と心で叫ぶ。次の講演が始まれば、すぐさま出口付近に品物移動。現場はナイスコンビネーション。終演後も売りつける。結果、売り上げは、まぁ良し。
 後片付け。会場内には配った水のペットボトルやゴミが散乱。確か講演は日本国家についてだったが(外にいてよく聞いていない)、日本を憂う前に最低限のマナーくらい守れないのか、ジジイども。
 ま、一応無事終了。打ち上げには参加せず、渋谷へ向かう。野田秀樹の『キル』を見るのだ。
 そういえば、女性の先輩が『キル』について、「ミシンの話でしょ? 私でも書ける」と言っていた。その人はリリー・フランキー『東京タワー』に対してもそう言っていた。だったら書けばいいじゃないか。100万部売れるし、世界に名を馳せられるぞ。どうやったらこんな風に思えるのだろうか、甚だ疑問である。
 終演後、夕飯を食べて帰宅。ネットでK-1の決勝戦だった事を知る。ふーん。
 疲れた。明日も出社だ、早く寝よ。