不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派桜餅日記

 10時40分起床。毎回、寝過ぎたと言っているが今日も寝過ぎた。雲が多かったが、洗濯。珍しくテレビなんぞを見ながら過ごす。シャワーを浴びて、外出。
 新宿で悪友・IZと会う。前に会ったのは鎌倉の寺に行った10月頭だから、5ヵ月振りか。「久し振り」と言い合うが、あまり久し振りな気分でもない。昼飯を喰らいつつあれこれ話す。喰い終わっても話す。とはいえ、限度があるので店を出たのだが、今回の目的は「会う」なので、この後どうするか。ボーリングでも行くか、なんて話し合っていたら、IZが「桃の節句だから桜餅を買いたい」となかなか風流な事を言い出す。それはいい。
 伊勢丹地下へ行く。「仙太郎」で菓子を眺めていたら、“甘味欲”がむくむくと大きくなっていき、俺もきっちり買ってしまった。今日は夜も予定があり帰るのが遅いのでどうしたものかと、買った後に悩む。一旦帰るか……と思ったところに、再びIZから「新宿御苑で食おう」と、これまたナイスな提案。
 初めて新宿御苑へ足を踏み入れる。200円。今日は暖かいので気持ちが良い。芝生の上に座り込み、途中で買った緑茶を飲みながら桜餅を食べる。んまーい。花だんごも買ったので食べる。んんまーい。そして、IZと話す、喋る、語る……。いやぁそれだけでも楽しかった。
 IZと別れ、ジュンク堂へ行く。リニューアルオープンされてから初めて。さすがに3フロアは広い。とりあえずマンガのコーナーに行ったのだが、驚いた。まず空いている棚がたくさんあったのだ。無計画に広げ過ぎたのだろうか。これから埋まっていくのかな。次に、マンガがメチャクチャに並んでいる。さすがに出版社や著者、作品はまとまったいたけど巻数がばらばら。ばらばらなだけじゃなくて歯抜けてもいた。
 一番驚いたのはビニールがついていない事。つまり全て立ち読めるのだ。新宿のド真ん中で、こんな巨大な本屋で、こんなマンガが揃っているところで立ち読みができるとは。案の定、凄い人がいたし、腰をすえて読んでいる人もいた。有り難いが、汚くなってしまうんだよな。何冊かだけ立ち読めて、ほかはビニールにかけてくれないだろうか。
 文芸、文庫のフロアも同じ感じだった。同じばらばらでも古本屋はもともと「発掘するぞ」という気持ちがあるのでいいのだが、新刊書店は、「発掘」の気持ちがなくはないが「決め打ち」もするので、揃えていて欲しい。オープンまでに整理整頓が間に合わなかったのだろうか。3冊購入。
 草太と合流。ゲキ×シネ『SHIROH』を見に行く。この劇(映画?)は210分もあり、途中休憩が入る。休憩中に手洗いにしっかり行っておいたにも関わらず、クライマックスの冒頭で尿意が。我慢していたのだが後一時間近くあったのでやむなく行く。わずか1、2分の事だが悔やまれる。11時15分頃終演。
 帰り道も暖かい。もう春か。冬がなかったなぁ。