「龍さんの 人生輝く 五平餅」
「?」
「日記を読んでの一句」
「……『それにつけても金の欲しさよ』を下の句に」
「それは何でもいけるね」
「いや、『それにつけても休み欲しさよ』かな」
「もっと切実になった」
今朝食べた時には五平餅はすっかりタレを吸収し、かたくなってしまっていた。これはこれでレンジで温めて食べればそこそこうまいものの、やはり出来立て買い立てが一番だから、近日中にまた買って、すぐに食べる予定です。
「一月は捨てた」と書いた直後に倒れて本当に捨てる事になって、だから一月は早く過ぎ去っていくかと思ったらこれがまた長いのなんの、いつまでも一月が続いているかのような錯覚を覚えるほどで、ようやく今日三十一日にたどり着いた思いだ。倒れたのは想定外にしても「捨てた」と思ったのはかなり良かったようで気分は幾分変わっている、体調も環境も状況は全く変わっていないけれど。カミさんが「明日は龍さんの年明けだね」と言ってくれて、その一言が何だか嬉しかった。