不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

二十年ふた昔

 十年の今昔 - 不発連合式バックドロップ

 今日で母の死から丸二十年だ、十年ひと昔ならぬ二十年ふた昔、あっという間だがとても長かった。この十年の間に転職をして、いまの会社の夏の賞与はいつも社の設立記念日である今日なので、毎年俗世とあの世を同時に感じる一日になっている。あと十年経ったら、私は母が亡くなった年齢になる。改めてあと十年しか生きられなかったのか、まだ若かったなと年齢が近づくほどに思う。少なくともその年齢まできちんと生きる事が、親孝行の第一なのだろう。親父はまだ生きているがそれはそれとして。毎年この日だけは花を飾る、カミさんがいつも選んでくれて、学生時代の友人が「××さん(母)の独立記念日だね!」と必ずメールをくれる(この「独立記念日」には様々な意味があるがそれは我々の秘密)。夜、コーヒーを飲んで、風呂に入って、自分の部屋で花を眺めながらこれを書いている。この一日を、何度も迎えられるようにしたい。すっかり疲れ切っている私を見たらどう思うだろう、しっかりしなと言われるのかな。想像すればやっぱり頭が上がらない。何とかやっていくよ、《そっちはどうだい うまくやってるか/こっちはこうさ どうにもならんよ/今んとこはまあそんな感じなんだ》なんて口ずさみながら。