不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

三月一九日、エレカシ35

 そっちの方で夜に予定があるからと昼飯を喰う事になっていた姉一家と待ち合わせ、インドカレー、うまし。ららぽーと豊洲の芝生でドーナッツとコーヒーを楽しみながら談笑。数ヶ月ぶりにあった甥っ子がまた大きくなっていた、成長著しい、いつか相手してくれなくなる時が来るのだろうな。姉宅で茶をご馳走になりながら時間を潰させてもらい、十六時頃に解散。ゆりかもめで出た隣駅の新豊洲駅から歩いて数分、はじめまして有明アリーナ、お久しぶりですエレファントカシマシ、しばらくエレカシ宮本浩次ソロも縁がなくて実に六年ぶりのライブはエレファントカシマシ35周年ライブとなった。自分の体力が不安だったのでチケットをとらなかったのだが三次プレオーダーくらいのタイミングで薬も飲んでいるし行けるかなと申し込んだら当選。三階席後方だがむしろ座って見られるのでこの方がよかった。

 せっかく無線マイクにしたのにギターが有線で、それを持って右往左往したり花道を行こうとしたりするので結局しっちゃかめっちゃかになって処理をするローディーに舞台を出たり入ったりをさせる宮本浩次、本日も絶好調、ソロの経験から歌唱力増し増しになっていた感あり。第一部は初期〜中期のバンドサウンドの曲中心、第二部は中期〜後期の歌中心の楽曲(ラストだけ何故かちゃぶ台をひっくり返すようなカオスなあの曲にしていて笑うしかない)、そして第三部が最近のキラー曲つるべ撃ちからの新曲、代表曲で〆るベストアルバム的セットリストでたいへん満足。もちろん他に聞きたい曲は山とあれど、そもそもの持ち曲の数が多いので(アルバム22枚、シングル50曲以上あるのだから)そのへんは仕方なし、またの機会のお楽しみに。白眉は久々に聞いたアコースティックアレンジの“風に吹かれて”、泣ける。たっぷりやってからのアンコールで改めて「エレファントカシマシ、幸せなバンドです。ステキな曲です、みんなに捧げます」と言って始まったのが、演出効果が真っ赤なライトだけの突き放すような“待つ男”で最高です、これぞ、これこそエレカシ。35年おめでとうございます、今後もよろしくです。

 今度は豊洲までぶらぶらと歩いていき、なか卯で飯をさくっと喰ってから帰宅。ライブが十七時スタートで終わったのが二十時少し前と早めだったのは有難かった。心地よい疲労と共に日曜が終わる。一日行けばまた休みだ。