不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

生きているだけで金が減る

 昨日の続きではないが、一人暮らしを始めてまずわかったのはただ生きていくだけで金がかかるという事だった。年金や保険といった大きな額のものはもちろんだが、日常生活に必要な細かなもの、たとえば台所の三角コーナーのネット、ゴミ袋、電球、爪切り、タオル、歯ブラシなどなど、中にはなくてもやっていけるものはあるけれどないと困るものも多くて、そういうもので小銭ながらも金がかかるんだなとしみじみ思った。人間に必要な衣食住のうち、衣食はまだ安いものを探せるし何とかなるけど住だけ何故こんなに苦労しないといけないのかとも思って、なるほど、こう考えると共産主義が産まれるのもわからんではないのであった。だが私は親しい人以外の人間はうっすら嫌いで信用していなくて、その集合体である共同体も国もうっすら嫌いで信用していないのでそこまでには行かずに(個人自由主義なので)、ただ一人でグズグズとぼやいているだけなのであった。