不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

一月七日、七草粥代わり

 私もカミさんもだいぶ復調してきたのだが、焦らず今日一日はとにかく静養だと決めて、たっぷり朝寝坊をして、昼は駅前にこそ出るが喫茶店でぼんやりするなどのんびり過ごす。夕飯は炊飯器で作ったサムゲタンで、きょうは七日で七草粥の日だから、ちょうどいいなとカミさんと話す(何がどうちょうどいいのやら)。食後、Netflix『ホワイト・ノイズ』。芝居がかった脱臼した会話劇を延々と見ていて、なんだこれと思っていたら最後はいい話のようにまとめてきた、おいおいと突っ込まざるを得ないドン・デリーロらしい(あまり読んだ事ないが)アメリカ不条理劇。音楽はダニー・エルフマン、ED曲はLCDサウンドシステム。「死への恐怖」という漠然としたものだけが明確で(矛盾しているな)、それ以外ははっきりとした事は何もなく、漠然とした何かを抱え続けるという人生の不条理。おもしろいんだけどよくわからない、アダム・ドライバーファンのカミさんは、もっちりしたアダムさんを見られてそれなりに満足していたが、やっぱり、なんだこれという感想を残していた。何なんでしょうね。ドン・デリーロの原作を読んでみるかな。


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