不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

一月四日、一灯

 街を散歩し、公園を歩き、炬燵でだらりとして、のんびり一日を過ごす。ニュースを見ていると仕事始めのところも多く新年スタートの機運が感じられ、インタビューでは「いろいろ状況もよくなってきたので、今年はよりがんばります」といった事を言っている人がちらほらいたが、どこがよくなってきたのかわからない。「異常も、日々続くと、正常になる」とは『戦場のメリークリスマス』の宣伝コピーだが(仲畑貴志が書いたらしい)、まさにそれではないかと思う。自分の体調不良(異常)は正常になってほしくないが、まだ続いている。いきなり先行き暗い事を書いているが、先行きが明るいなと自分の事でも世界の事でも思ったことがないので仕方がない、自分の手元に灯りを抱いていくしかない、「一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め」の心持ちで明日の仕事始めを迎える。