不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

二〇二二年、Spotifyの私

 今年のまとめができたで、とSpotifyから通知があったので早速見てみた、いつも思うが12月分はもう来年分扱いなのだろうか。昨年末からクラシックをよく聞き出し、今年の不調時にはそればっかりだったので上位はそのへんが占めているだろう、一番再生した音楽家となればグレン・グールドマルタ・アルゲリッチ、あるいはフランチェスコ・トリスターノかなと予想しながらチェックしたら出てきたのがあの大バッハことヨハン・ゼバスティアン・バッハだったので笑ってしまった。確かにSpotifyはクラシックだとプレイヤーだけでなく作曲家も該当アーティストとして枠があるので不思議ではないのだけれど、けばけばしい配色で彩られた背景にあのゴージャスな白い巻き髪のでかい顔がドカンと出てくるのはちょっとサイケデリックですらあった。556分ほど聞いたそうで、十時間弱は少ないなと思ったがそれでもリスナーの上位2%になる。それはおそらくSpotifyでクラシックを聞く人が少ないからだろう、クラシックファンなら音質にこだわりあると聞くのでSpotifyは選ばない、配信ならNMLがある、私のようなにわかはここでいいが。

 バッハ以下は、ハンバートハンバートレッド・ホット・チリ・ペッパーズフレデリック・ショパンリアム・ギャラガーと続く。ショパンはバッハと同じで、ハンバートハンバートは一時期重点的によく聞いたのでわかる、新曲“岬”もよかった。意外ではないが意外なのが他二つで、レッチリは確かに再生していたがCDを買ったので届いた後はそちらで聞いていたはず。なのに三位になるのか。The Smileも同じようにアルバムを買ったものの先行配信を聞いていたはずだが、ランクインせず。リアムはCDは買っていないが、確かに新譜もライブ盤もよかったけど、ランクインするほど聞いたっけな、聞いたんだろうけど、喉の調子もよさそうだしいいかげん再結成しろ、いやこれは兄貴の方に言うべきなのかもしれんが。

 曲別だと以下五曲がトップ5。一位は疲れている時(一年中疲れていた気もする)にふと聞いて《誰にも言えない孤独だとか君の不安を終わらせに来た》というフレーズにグッと来て、何度も聞いていた。吉井は昨年末から定期的に。珍しいのはサカナクションか、この歌はアルバム曲で、気に入ってこれだけを何度も聞いていた、飲めないビールを飲んでみようかな、ストーンジンジャーを入れて。


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 この四曲の真ん中、三位には今年もこの曲があった、もはや私の人生の一曲。死守せよ、軽やかに手放せ、《風に流されたふりしながら》といつも歌っている。


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