不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

病名と肌

 病院で検査後、担当医との会話。

「いいニュースと悪いニュースがあります」
「そのセリフを初めて生で聞きました」
「いいニュースは、コロナではなかった。悪いニュースは、肺炎でした」

 発熱しなかったのでコロナではないだろうとは思っていたが、熱がないから肺炎でもないと思っていたら、発熱しない肺炎もあるという。詳しい種類は明日改めて聞く事になっているが、レントゲンで見た左の肺がかなり白くなっていたので、そりゃあ息も苦しいわ酸素が吸えていないはずだわと納得した。喘息の原因はよくわからなかった(疲労とストレスではある)が肺炎の原因はわかりそうというのも変な話な気もするけど、病名がはっきりしただけでかなりホッとした。

 検査後に点滴を打つ事になった、二十数年ぶりの点滴だがこれといって変化なく、腕に針を入れて後は静かに終わるのを待つだけだ。左腕をめくって血管を探している看護師さんから「キレイな腕ですねー、お姫様みたい」と言われてリアクションに困る、血管が見えにくいという事だろうが四十すぎのヒゲメガネがお姫様呼ばわりされるのは想定外です。数年前に義父に「透き通るような白い肌だね」と言われた時の事を思い出した、あの時も返答に困った。本当に肌がキレイなのだろうか、少し自信を持ってみよう、持ったところで特に何も変わらないのだが。