不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

一〇月二九日、スープカレー

 おいしいカレーを食べに行こうと誘われて喜び勇んでついて行ってみるとそこがスープカレーの店だったら怒りはしないが少し不機嫌になるかもしれない。カレーと名がついているけれどあれはカレーではないだろう、いやカレーの定義に当てはめたらカレーなのかもしれないが、いやいやあれはスパイススープライスといった方が当てはまるはずだ。ではそのスパイススープライスを食べに行こうと思う時があるかというと、ほとんどない。ないのだが、先日カミさんが一人で行ったスープカレーの店がなかなかよかったと言い、そして今日の昼は食べたいものが定まらなかったのでそこへ行ってみる事にした。下北沢に住んでいた時以来のはずなので十年ぶりくらいか。カミさんが評価しただけあって、なかなかおいしかった、また来たっていい、だけどやっぱりこれはカレーではないのではないかと思った。

 台湾茶屋でテイクアウトのウーロンミルクティーを買って公園へ。いい天気、ベンチに座って日光浴と森林浴、気持ちいい。暑いし蚊もいるから夏はあまり来ないとはいえ、こういう公園の時間は久し振りか。何だか溶けそうになる。飲み終わってぷらぷらと公園内を散歩。人は多いがストレスにはならない程度で気分いいなぁと歩いていたら、鞄に突っ込んでおいた空の紙コップがない。歩いている間に落ちてしまったのだろうか。レシート一枚くらいならともかく紙コップはゴミとしてはなかなかの存在感、ポイ捨てはいかんだろうと来た道を戻っていくと最初に座ったベンチの近くで発見。よかったよかったと拾って今度は鞄から落ちないようにねじ込んでおく。古本屋と本屋を周り、小休憩と思うもどの店も混んでいたので帰る。夕飯は軽めに麺ポンうどん。日本シリーズをつけっぱなしにして読書。