不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

牛への道で眠っている

 宮沢章夫が亡くなった。暴行事件騒動があった事と体調があまりよろしくない事は噂で知っていたのだが、まさかこれほど早くに亡くなるとは思わなかった、六十五歳。正直言って創作はそれほど好みではなく、飄々とした脱力ユーモアエッセイのファンだった。朝日新聞の連載で知り、新聞に載った記事で声出して笑ったのはこれだけだ。こういう文章を書きたいとすら思った事があった。近年はこういったおもしろエッセイは書かなくなった(あるいは書けなくなった)のだが、作・演出したシティボーイズのライブはやはりおもしろかった(それも十年近く前だが)。確か震災後だと思ったがちょっとその言説についていけないなと思ったのでTwitterのフォローを外して離れてしまったのだが、書いたものは読んでいくつもりだった。最期のツイートは《それにしても眠い。さようなら》*1、おやすみなさい。