不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

舌でさわって

 抜歯の経過チェックのために歯科医へ行く、経過はおおむね良好だそうな。ついでに歯石のクリーニングをする事になったのだが、なにせ二十年ぶりなのでなかなかの溜まりっぷりらしい。超音波で削っていくそうで、ゴリゴリやっていき、最後に本丸の下の前歯の裏側へ。「レベルを上げます」と言ってキュイーーーーーーンという音がより高くなったのだが、どうやら手こずったらしく、「超音波じゃ壊れないですね。もう直に行くしかない」とナイフみたいなもので削り出した、なんだか防御力の高い敵と戦っているみたいだ。無事に終わって、舌で歯の裏を舐めてみたら感覚が違う、特に前歯裏は逆に頼りなくなった感すらある、これでいいのだろうが。歯磨きのやり方を少し教わったら全て終了、数ヶ月後に検診となった。次に来るのはまた二十年後でもよかった気がするが、まぁ歳を食ったので定期検診くらいは受けておく事に。今日一日、ずっと舌で歯の裏に触れ続けていた。