不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

本は一期一会

 古本屋で出会ったら買おうと思っている本がいくつかある。あまり見かける事はなく、かといって希少本というわけでもなく「日本の古本屋」やAmazonなどで検索するとそれほど高くない値段で見つかるような本。古本屋に行くたびにありそうな棚を見ては、ないかー、そのうち出会うかなぁと探す事自体を楽しんでいる本。『古川ロッパ昭和日記』がそうで、ふらり入った古本屋で見つけて買った。

 今日、会社の昼休み、メシを食ってもまだ時間があったので最近入っていない古本屋に入ったら、棚の一番上に探している本を見つけた。大部の函入り上下巻本、値段は手頃。まさかこんなところで出会うとはと妙に戸惑って、一旦置いて会社に戻ってしまった。この機会を逃す手はないと気を新たに終業後に改めて店に行き、購入。これで売れていたら悔やみ切れなかったろう。それにしても、本当に気まぐれに入った店で出会うものだから、縁というものはおもしろいなとつくづく思う。

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