不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

訃報が届いた

 その人が早晩逝くであろうとは薄々、いやかなり確信を持って予想していたのでショックではないけれど、寂しさがないわけはない、ショックに慣れても寂しさになれる事はない。仕事で知り合った人だが、その人は早期退職をして鎌倉に住み、ドッグトレーナーとして第二の人生を歩みながら、何故か私と文通めいたメールのやりとりをずっとしていた。仕事の内容に厳しい評価をくれたり、また褒めてくれたり、全く関係のない話をしたり。数ヶ月前に「もう君の仕事を見られないんだ」という連絡が来て、メールのやりとりも途絶え、そして今日を迎えた。これ以上近づく事も離れる事もなかった関係が終わってしまった事が、ただただ寂しい。