不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

呼び方

 この日記などネットでの一人称を基本的に「俺」にしているのは、「私」だとやや硬くて、「僕」という柄ではないから。やや改まった文章を書く時は「私」にしているのだが、最近は普段も「私」の方がしっくり来ている気がする、あくまで自分にとってであって他人がどう思うのかはわからないが。書き始めた時は二十代で、それがいまや四十なのだから「俺」から「私」になってもいいのかもしれない。とても仲の良い友人は「親友」で、お互いにそう思っているだろうとはわかっているが、はっきりと「親友」と呼べないその照れや距離感は何なのだろう。妻を「カミさん」と書いているのはコロンボリスペクトである、照れや距離感がちょうどいい。普段はお互いに名字(カミさんは旧姓)で呼んでいる。たまに名前で呼ぶがいまだに照れが入りすぎてしまう、いつになったら照れがなくなるんだ、ずっとこのままな気がしている。そして何故俺はこんな話を書いているんだ。