不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

九月一七日、ひと月半遅れ

 カミさんが仕事をするというので一人で映画館へ、少し映画館熱が戻ってきていて嬉しい。見たのは『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』。1969年、ウッドストックと同年に行われたブラックミュージックのフェスティバル。映像として記録されたのに五十年間お蔵入りになっていたという。執拗なまでに1969年が黒人革命の年だったと今と昔の人が語っている事、そこから半世紀以上経った現在への問いかけ。ニーナ・シモンスライ&ファミリーストーンはやはり別格で圧巻。スティーヴィー・ワンダーがすごいミュージシャンであった事を初めて実感する、缶コーヒーのCMのイメージしかなかった。

 やはり仕事で下北沢に行くカミさんと共に移動し、現地で別れて珈琲豆を買い、本屋などまわって時間を潰してから、再度カミさんと合流しイタリアンレストランへ。ひと月半遅れのカミさんの誕生祝い。おめでとう、ところでプレゼントは何がいいかまだ決まらないのかな、俺が考えろという話でもあるのだが。