不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

 咳のし過ぎのせいか、何と言えばいいんだ、胸と脇の間の部分が攣った。たぶん攣ったと思う、こんなところが攣るのは初めてで攣るという表現で合っているかもわからないが。足だったら対処の仕方がわかるのだがこんな箇所はどうしたらいいかわからず、痛い痛いと言い続けて終わった、その後も何度か攣っている。どこかが攣るたびに、中学時代に槍ヶ岳に登った際に頂上付近で両足攣った事を思い出す。狭い道で脇に逸れる事もできず、かといって後ろに人がずらりといたので止まる事もできず、無理やり足を動かして前に進んでいるうちに治った。生命とは言わないまでもそれなりの危機を肉体が乗り越えた数少ない瞬間だった。