不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

六月二八日、休めなかった

 朝起きたらミスが発覚していた。全責任が俺にあるわけではないが対応できるのは俺だけだろうなと思って、これはもう会社に行った方が手っ取り早いと判断して昼過ぎに行く。ミスの確認と対応策を考えてから、さて上司に報告連絡相談怒られるをするかと電話をしたら、「いま会社にいるよ」と言う。隅っこの作業部屋にいるそうなのでそこに行くと先客があり、なにやら剣呑な雰囲気だったので「また来まーす」という顔をしたら「ここにいろ」と上司に目で言われる。端っこで小さくなりながら話を聞いていたら、また別件のトラブルが発生していたらしくそのやり取りの模様、おまえも把握しておけという事なのだろう。問題は上司の怒りがこのまま俺に降りかかるのか、そっちに気がいってこっちはそうでもないのか、である。前の話が終わり、入れ替わりで「立て続けにすみませんが」と話を始めたら後者だったようで平静に対処法を話し合う。よかった、じゃあこれで進めますねと言ったら、ついでといってはなんだけどこの前に話していた別件の対応もやってくれと言われ、まぁ乗りかかった船なのでやりましょうと細かな作業をして方々に連絡し待機し確認しを続ける。そうこうしているうちに時間が過ぎて、今度は「夜の当番、他のやつに状況説明するより君が対応した方がいいからやってくれ」と上司に言われ、おい大変じゃないかと思いつつも言っている事は理解も納得もできる事だったので、乗りかかった船なのでやりましょう(二度目)と交代を引き受ける。俺も人がいいよな……弱いだけなのかもしれないが。全部が終わったのは二〇時。なんやかんやでしっかりと仕事になってしまった。明日こそ休むぞ。