不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

恵方巻はなし

 繰り返し書いているが、我が家では節分の豆撒きと冬至の柚子湯だけは欠かせない年間イベントなので今年も豆を用意し、気合を入れていたのかカミさんも俺も買ってしまったくらいなのだが、風呂に入るまで忘れてしまっており、二十二時過ぎに慌てて撒いた。豆を撒く時は猫も何事かとついてきて、ニャーニャーと言うので一緒にやっているようだ。2月2日の節分は124年ぶりだという、1984年に2月4日だった事もあるそうだが、珍しい事態なのは確からしい。何故そうなるのか、「2月2日の節分は124年ぶり!恵方巻の方角は - ウェザーニュース」を読んでみてわかったような気がした。国家の都合で祝日が移動するよりも、地球の都合で行事が動く方が自然といえば自然な事である。地球にしてみれば124年なんて一瞬の話だろうが。人類は別にいいのだが、鬼や福にもこの事は伝わっているのだろうか。福はともあれ、鬼はどうなんだ。豆撒きには「鬼を払う」と、「豆を投げ与えて恵んでなごませる」という二つの意味があるとずいぶん前に聞いた。落ちている豆を拾えるかもしれんが、当日の楽しみというものもある。鬼も知っていればいいんだけど。