不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

柚子湯に入っただけの話

 昨日、帰り道に八百屋に寄って柚子を買った。もちろん冬至の夜、柚子湯のためだ。四個で二百円とあったのでつい「二百二十円ですね」と言ったらオバチャンが「今日は八%の日だから二百十六円だよ」と言うので、「そうでしたか」と払ったわけだがすぐに八百屋は軽減税率で常に八%のはずだから、「八%の日」とはなんだとはてなを浮かべながら店を出たら後ろから追いかけてきて「これ」と小さな袋を渡された。「これに柚子を入れたらいいから」と柚子湯用の袋だった。有難い。早速それに二つ詰めて入った、極楽であった。まだ余っていたので今日も柚子湯にしようと、キッチンの排水口用のネットに一つ入れた、やはり極楽であった、冷たく長い夜だからこそ。だいたい冬はどんなに寒くとも一日の最後に風呂に入り、あたたかい布団に包まれれば幸せである。それができない人もいるんですよと言われそうだなと思ってしまうところがSNSに毒された証拠だろう、いかんいかん。