不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

一二月六日、黄金

 午前中に改めて上司に電話、FAXは紙切れもインク切れもなく問題なかったそうで何故送れなかったのかはわからないままで、「送りますか」と聞いたら「PDFで見るから大丈夫」との事で、できれば今後もそうしてくださいと思いつつ「会社に行きますか?」「行かない。君は?」「何かあれば行きますけど」「そう。これも明日でいいか」となったので、会社アドレス宛のメールは手元に転送されるし、今日は行かない事にする、そもそも日曜日だ。街へ出ると人が結構いたので、こういうご時世でなくとも人混みは避けたいのでいない方いない方へと歩き、いつの間にか公園にたどり着いたら傾いた陽の光と葉の色で「黄金の時間だな」と呟く。よい天気よい一日だった時に「死ぬにはもってこいの日だ」とよく思うが、今日は珍しく「こういう日が、時間があるから生きていられる」と思った。

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